東京都ベビーシッター利用支援事業を利用してみた感想と実状

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2019年10月に第3子を出産のフリーランサーです。

4月以前に保育園に入園することは難しい。けどすぐに復職したい。

妊娠した時から『東京都ベビーシッター利用支援事業』を利用するつもりで考えていました。

想像していたよりも、簡単に安心して利用できるものではなかったため、感想をブログに書いてみようと思います。これから制度を使ってみようと考えるかたの参考になれば幸いです。

東京都ベビーシッター利用支援事業とは

そもそもの、制度の内容について解説したいと思います。

対象者

1.保育所等の0~2歳児クラスに相当する待機児童の保護者
2.0歳児で保育所等への入所申込みをせず1年間の育児休業を満了した後、お子さんの1歳の誕生日から復職する保護者(復職日以降、利用できます。)

  • 1時間250円でベビーシッターを利用することができる
  • 東京都全ての自治体で使えるわけではなく、導入している自治体は限られている
  • ベビーシッターを派遣する会社は東京都が指定している
  • 待機児童である必要がある。もしくは育休を1年取得し、復職することを証明する必要がある。
  • 病児病後児は保育できない
  • 補助額は全て税金の対象となる(確定申告が必要)

制度を導入している自治体

2020年1月現在、新宿区、台東区、目黒区、大田区、渋谷区、中野区、北区、板橋区、葛飾区、三鷹市、府中市、国立市、福生市、東大和市がベビーシッター利用支援事業を実施しています。

東京都ベビーシッター利用支援事業のメリット

ベビーシッターは0〜2歳向き保育形態

0〜2歳の保育については、信頼をおける特定の大人と親密な信頼関係を築き上げることが大切とされています。

保育園での保育についても、1人の保育士が保育できる人数が限られているため、同様に親密な関係を築くことができますが、1対1で保育できる環境は、ママにとっても、赤ちゃんにとっても、安心できる保育形態なのではないでしょうか?

普通にベビーシッターを手配すると1日約2万円〜

補助を受けることなくベビーシッターを利用したいと考えた時、かかる利用は莫大になります。

例:

1時間2000円×9時間(就業時間10時-17時、通勤含め9時-18時の保育)

=18000円

+交通費往復1000円

=19000円

時間単価2000円はベビーシッター業界でも最安値です。

ママの時給を考えると、なんのために働くのか、よくわからない金額になりますね。

1時間250円で利用できるというのは大変ありがたい制度です。

ある程度信頼ができる企業、ベビーシッター

東京都ベビーシッター利用支援事業で補助を受けるためには、東京都が指定した特定の事業者と契約をする必要があります。

世の中に溢れているベビーシッター企業の中から、審査を通過した企業が選ばれていますので、ある程度の安心感を持って依頼することができるでしょう。

さらにベビーシッターは企業それぞれの研修のほか、東京都の研修を受ける必要があります。さらに選りすぐられたベビーシッターがご家庭に派遣されることになります。

東京都ベビーシッター利用支援事業のデメリット

確定申告|補助額が収入に?税金の増加

ベビーシッター利用支援事業 確定申告

1時間2000円を250円で利用。1日9時間を週5日、月20日利用した場合。

31万5千円が所得として計上されます。

所得税、住民税が所得に応じて計算されるため、年度末に結果大きな金額を支払わなければならない場合があります。事前にある程度の計算はしておきましょう。

MEMO
これは所得税法によるもので、制度を作った東京都には現状どうしようもないものである。とのことです。

所得税法には「教育費の補助」は課税対象としない。という除外規定があるものの、ベビーシッター費用は「子育て支援費用」であり、「教育費ではない」ため、除外するためには新たに法律を改定する必要があります。

現在東京都は国に改定を求める働きをしています。話し合いが進むにはまだ時間が必要なようです。

ベビーシッターの不足

2020年1月現在、新たな利用者の受け入れをしている事業者は「キッズライン」「スマートシッター」の2サービスのみとなっています。

キッズライン 口コミ体験談【口コミ】キッズライン のベビーシッター2時間無料体験レポート

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他の事業者は全て保育者の数が足りない。という理由で受け入れを停止しています。

MEMO
キッズライン、スマートシッター共に、通常はマッチングサービスであり、人材派遣業は行なっておりませんが、ベビーシッター利用支援事業に関しては、シッター本人と契約を結ぶ形ではなく、運営と契約を行い、運営が手配する。人材派遣の形態となります。

私自身、2つのサービスを駆使して2月3月の保育者を探しましたが、結局手配できたのは週1日程度でした。

  • 研修を受講していない場合、制度が利用できない
  • 副業として働いている方も多く、9時-18時などの長時間を対応できる方がそもそも少ない
  • すでに定期利用でスケジュールが埋まってしまっている方がほとんど

まだまだ人材不足。という印象です。結局私は週3日、近く保育園の一時保育を利用し、足りない部分をベビーシッターで補い、さらに足りない場合は自費で制度外のベビーシッター様に来ていただきました。

待機児童になってからでないと手配ができない問題

ベビーシッター利用支援事業を利用する流れとして、

  1. 待機児童になる
  2. ベビーシッター事業者と契約を結ぶ
  3. 自治体へ申請
  4. ベビーシッターの手配

となるため、待機児童になったことが確定しない限り、動き出すことができません。

本来なら2020年1月から働きたかったのですが、12月末に待機児童になることが決まったため、1ヶ月分は手配が間に合いませんでした。

この辺りも、これから制度を利用される方は逆算してご準備くださいね。

保育園と比較すると大きな出費となる

保育料について、現在平均的に月2〜3万を各家庭が負担していると言われています。

250円×9時間+交通費1000円=3250円

20日間で67250円

人によっては3倍以上の出費となります。さらに税金の増額がありますので、「保育園はやめて、小さいうちはベビーシッターを利用しよう」という検討ができるほどの負担軽減にはなれていないのかもしれません。

1歳まで自宅保育したとして、1歳児の保育園入園はかなり厳しい状況

例えば、「もう少し子供と過ごす時間を大切にしたい。1歳を超えてからベビーシッター利用支援事業を利用して、次の4月に保育園に入園しよう」

そう考えた時、1歳児を希望の園に入園させるのは厳しいという現実があります。

もし0歳児での保育園入園をやめる判断をするのなら、3歳児まで自宅保育となる可能性を頭の片隅においておきましょう。

東京都ベビーシッター利用支援事業を利用してみました|2020年1月の現状

  • ベビーシッターがいない・ほとんどのサービスで受け入れをSTOPしている
  • 費用負担は割と大きい・普通に手配するよりは安い
  • 週5日手配するのは難しい
  • 特定のシッターさんに安定してお願いすることは難しい
  • 研修を受けた。という事実で安心していいのか?という不安はある

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スタート時には数名しか利用しなかった”ベビーシッター利用支援事業”ですが、2019年、2020年と確実に利用者は増えているようです。

現状は需要に供給が追いついていない状態。

安心、安全を担保しながら、利用したい人がちゃんと利用できるように状況を整えるには、まだ少し時間が必要なのかもしれません。

今回、想像していたように、安定、安心できるシッターさんに、週5日がっつり保育を依頼する。ということはできなかったわけですが、このような制度を作ってもらったことにまず感謝し、これからより良い制度にブラッシュアップされていることを期待したいと思っています。

参考:東京都福祉保健局

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