2019年10月21日 第3子となる女の子を出産しました。
結論から申し上げると、3人目、里帰りしない出産でもなんとななりました。
我が家は都内在住、長男4歳、次男2歳。
実家は遠方(長野&静岡)の核家族です。
1人目 出産後実家へ里帰り。2週間お世話に。
2人目 37週から実家へ。退院後1週間お世話に。
お世話になった期間をみていただくと分かると思いますが、私にとって実家は居心地の良い場所ではありません。
できれば長期間の滞在は避けたい。
(決して仲が悪いわけではありません。居心地が良くないのは立地&環境のせいだと思います。)
3人目も、最初は里帰りする予定でしたが、1度帰省したもののストレスが溜まりすぎて帰ってきてしまいました。
『里帰りキャンセル』
については以下の記事にまとめております。同じような状況の方、参考になさってください。

目次
里帰りしないママは多い?
実家の母から『出産の時は里帰りするのが当たり前だ』と言われていたため、そのような頭でいましたが、実は里帰りしないを選択するママは多く存在します。
上の子が小学生だったりすると学校をおやすみする訳にはいかないですし、未就学児でも幼稚園や保育園のイベントに参加させてあげたい。など、理由は様々。
それぞれの考え方と、家庭環境に合わせてで。
必ずしも里帰りしなくても大丈夫。
実際に里帰りしない出産を体験して、私はそう感じています。
里帰りしない出産のメリットデメリット
メリット
- 夫婦で協力して乗り越えることで絆が深まる
- 旦那に立ち会ってもらえる可能性が高くなる
- 生活を大きく変えることなく過ごすことができる
- 環境の変化がないのでストレスが少ない
デメリット
- 陣痛がいつ起こるかわからないので『子供と私だけでいるときに何かあったらどうしよう』という不安がつきまとう
- パパの協力度合いによっては産後のママの負担が大きい
3人目里帰りしない・できない 我が家はこう乗りきりました
陣痛時
- 計画出産という選択肢もある(対応してくれる産院を探す必要あり)
- 自然な陣痛を待つ場合は様々な状況を想定&下準備
- パパがお休みの日or夜など居る時ならパパが子供の世話をする
- 平日日中なら、パパが帰るまで保育園にそのまま預かっていてもらう
- 保育園から帰った後〜パパが帰るまでの時間に何かあったら妹に駆けつけてもらう(徒歩5分の場所に住んでいる)
- パパ出張の日などに陣痛がきてしまったら、自治体のショートステイ施設に子供をお願いする(事前申し込み&仮予約が必要)
色々なパターンを想定してこのように計画しました。
私の場合、34週になってから里帰りをやめたので計画出産ができる産院を新たに探すことはできませんでした。
もし事前に里帰りしない出産を決めているようであれば、自然に陣痛を待つよりも計画出産の方が周りの人が予定を立てやすくて良いかもしれません。
結局、実際はパパの連休中に陣痛が来て、色々準備したものは利用せずに済みました。3人ともパパのお休みの日に産まれてくれていて、赤ちゃんはタイミングをよくわかってるんですねー。
生産期に入った時期に陣痛を意図的に誘発し、出産すること。
子宮口が全く開いていない場合、まずバルーンを挿入し、3センチ程度子宮口を開かせます。
次に陣痛誘発剤を内服or点滴。
初産婦よりも経産婦の方が子宮口が開きやすく、陣痛に繋がりやすいと言われています。
薬の効きかたには個人差があり、その日に出産に至れない場合。状況によっては帝王切開になることもあります。
メリットは出産入院の時期を事前に知ることができること。
上の子の預け先にハラハラすることがないため経産婦さんでは計画出産を希望する方も多いようです。
入院中
パパが実家まで子供2人を連れて行く
子供だけ、入院中だけ里帰り
パパは仕事の調整がつかず、子供だけ、入院中だけ里帰りをすることにしました。
普段一緒に過ごすことがないバァバの家でしたが、上のお兄ちゃんがいることで次男も落ち着いて生活ができたようです。
ただ、寝かしつけが大変だったようで、バァバはお疲れのようでした・・・。
産後
産後4日間入院
5日目には子供2人+新生児のお世話スタート
- 保育園の送迎はタクシーで
- 宅配食材&お弁当&uber eatsで食事は簡単に
- 上の子、平日は9時-18時で保育園
退院する時はまだ体も本調子でなく、帰ってすぐ3人の世話をすることに自信が無かったのですが、日中の長い時間保育してもらうことで乗り切ることが出来ました。
幸いなことに退院後1週間経つ頃にはだいぶ体も回復し、歩いてベビーカーを押して保育園まで行くことができるくらいにはなりました。
この後記載しますが、『ベビーシッター』『ファミリーサポート』『家事代行』などを周りからすすめられましたが、金額やスケジュールがかみ合わず、結局私は利用する子はありませんでした。
ただし、宅配食材、ネット通販、お弁当宅配、uber eatsはかなり活躍しました。家からあまり出たくない産後1ヶ月、宅配様様です。
実家以外、子育ての頼れるパートナー|それぞれのメリットデメリット&実態
実家に頼ることができない代わりに、身近な人、社会福祉、そして民間の福祉サービスについて、色々と検索しました。
それぞれメリットデメリットがありますが、自分が入院してしまう以上、何かに頼る他ありませんので、色々な選択肢を用意しておくのがオススメです。
ママ友
私、ママ友ほぼいないに等しいのですが、
出産のための入院を考えた時、『作っておくべきだな』と感じました。
もし、お隣のママと仲が良ければ、同じ保育園、幼稚園のママと仲が良ければ、連絡先を知っていたら、急な陣痛の時、急な体調不良の時、パパが間に合わない時、助け合うことができますよね。
が、依存しすぎるのも問題ですし、仲が良すぎるのも大変ですし、バランスが難しい存在ではあると思います。
『同じ年頃の子供を育てる親同士、何かあった時には助け合いましょう』
のスタンスが大切かと思います。
自治体のショートステイ事業
葛飾区の場合
- 保育園への送迎もしてくれる
- 22時まで(ご飯&お風呂に入れてくれる)の保育
- 宿泊もできる
- 空いていれば当日の利用も可能
- 当日でも16時までに予約の必要あり
- 仮予約をいれておかないと利用できない可能性高い
- 児童養護施設の中の1室、宿泊は最大5人まで
- 1泊1人6000円
旦那の出張など、どうしても行き場のないときに利用したいと思い、利用申し込み&見学をしました。
キャンセルも当日(午前中)でOK
キャンセル後に陣痛がきてしまった場合は問い合わせください
とのことで、とても融通のきく対応をしていただき、大変助かりました。
施設内も家庭的な雰囲気で過ごしやすそうでした。職員の方もとても親切です。
各自治体、それぞれで事業が異なると思いますが、『ショートステイ』というキーワードで検索してみてください。希望にあったサービスが見つかるかもしれません。
ベビーシッター
入院中&産後という短い期間なので、社員派遣型のベビーシッターサービスでは紹介をしてもらうことができませんでした。(3社に問い合わせ)
産褥サポートのサービスは数十万円という高額な金額がかかるため利用できず。
キッズラインというベビーシッターのマッチングサービスがあり、こちらで3名の方と事前面談を行いました。
- 急な依頼はどの方も難しそうだった
- 金額は高額(時給1800円以上3000円未満くらい)
- 夜の陣痛など一番頼りたい時に頼れない(どの方にも夜は難しいと言われた)
- 急な依頼の時にシッターさんを募集するシステムもあるが、どんな人かわからない人に預けることが不安で利用しませんでした
産後のサポートなどに利用するのが一番良いのかな。
シッターだけでなく、家事の依頼もできるようになっているそうですよ。
ファミリーサポート
葛飾区の場合
- 1人1時間800円 2人なら1600円
- サポートする人よりもサポートして欲しい人の数が圧倒的に多い状況
- なかなか適したサポーターには出会えない
- 年配の方が多いため、『2人の送迎を依頼したい』と伝えたところ、躊躇されることが多かった
- サポーターの数には地域差もあるらしい
- 申し込みからマッチングまでに2〜3週間かかる
今回産後の保育園送迎についてサポーターの方を探してもらいましたが、マッチングすることはできませんでした。
1人紹介していただいた方も結局高齢で2人の男の子の送迎はやはり自信がないとのことでマッチングできませんでした。
若いサポーターさんが少ない。そもそもサポーターさんの数が需要に対して少ない。ということで運が良ければ良い出会いがある。というサービスだと感じました。
保育園
保育園に上の子が通っている場合、身近な頼れる一番のサポーターが保育園です。
育休中、保育園の預け時間を短く申請している方もいらっしゃることと思います。
産前産後は仕事をしていなくても長時間保育を依頼できる場合もあります。
陣痛、出産、入院で遅くまで預ける可能性がある場合、申請内容を事前に確認しておきましょう。
自治体によって、保育園によって、どこまでサポートしてもらえるのかが様々です。
家庭の事情を伝え、相談をしておきましょう。
上の子たちがいるからこそ、里帰りしない出産もオススメ
- 産後1ヶ月は床上げしてはいけない
- 産後1ヶ月は家事もしてはいけない
- 新生児を連れて保育園に行って、インフルエンザをもらって来たらどうするの?
- 産後すぐに3人の面倒を見るなんて
妊娠後期に入り、保育園や病院で『産後の生活は?』と聞かれるたびに色々なことを言われました。
産後の体の調子がどうかはその時になってみないとわからないし、確かに、3人の育児は大変だし、新生児を保育園に連れていかない方がいいのもわかります。
でも、3人いる子供が1人になるわけではないし、そのアドバイスをくれた人が手伝ってくれるわけでもないのです。
私の場合、
haru
- 実家よりも保育園の方が長い時間子供を預かってもらえるし、融通も利くので便利だった
- 実家より自宅の方が居心地が良かった
- 出産の時、母よりも旦那にそばにいて欲しかった
多少家事を早くからしなければいけなかったりはありますが、実家にいても上の子2人はきっと私に1日中まとわりついていたはずです。
ご飯を作らなくていいと引き換えに、子供の世話がのしかかるなら、ご飯は適当に買って子供は保育園に行っていてくれた方が断然楽でした。
出産〜産後の生活について、どうしようか悩んでいる方へ。参考になる情報になっていれば幸いです。
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