慣れない育児にイライラしていまい、子供にあたってしまう。 不安で仕方がない。
など、育児が辛くなっていませんか?
育児ノイローゼは、「産後うつ」とも呼ばれ、誰にでもなる危険性があります。子供は自分が思うように行動してくれません。
完璧主義の人ほど育児ノイローゼになりやすいと言われています。
ここでは、どうやって子供と接していけばいいのか、育児ノイローゼへの対処法などご紹介します。
目次
1歳児育児|ママの悩みあるある
1歳になると、少しずつよちよち歩きができるようなる子もいます。目が離せなくなりますね。
またママが言っている言葉が分かっているのに、全くいうことを聞いてくれない。
子供が理解できているように見えるため、親の求めるハードルが高くなる時期でもあります。
なぜ1歳児育児が育児ノイローゼに繋がるのでしょうか。
実際によくあるシーン別にみてみたいと思います。
「うちもある!!うちだけじゃないんだ」と感じていただければ幸いです。
何度言っても水をこぼす
1歳頃からストローではなくコップで直接飲む練習をするおうちも多いのではないでしょうか?
当然、まだ上手に一人で飲むことなんてできるはずないのに、ママがお手伝いするのを嫌がるため、何度言っても水をこぼします。
また、お水をこぼす。という行為に面白さを感じてしまう子も多いようです。
お水って、不思議ですよね。手で持つことができなくて、触ると冷たくて。
赤ちゃんは実際にこぼしてみて、触ってみて、舐めてみて、この物質がどういうものなのか?を研究しています。
ママにとってはとても嫌なことかもしれませんが与える量を少量ずつにするなど工夫しながら付き合ってあげてください。
食事が汚い
離乳食完了期は自分の手やスプーン使って食べる練習をします。
特に食べることが好きな子供だと、ママが用意している最中に手を出したり、スプーンなどで食べるものにも、直接手をお茶碗にいれて食べようとします。
エプロンをしているとはいえ、手や口の周りはベトベトになってしまい、ママはゆっくりと自分の食事すらできません。
イライラしてしまう気持ちもわかりますが、できるだけ汚れにくいもの、食べやすいものを用意し、ストレスを軽減しましょう。
おにぎり(1口サイズ)、サンドイッチ、おやき、さつまいも、バナナなどの果物、お団子、煮物
などなど、手で持つこともでき、汚れにくいもの。
好き嫌いが激しい
ママは栄養バランスと考えて、子供のために食事を作りますが、好き嫌いが激しい子供は、ママのごはんを一切食べてくれない。なんてこともありますよね。
また、この前までは美味しそうに食べていたのに、急に嫌いになったりすることもあります。
育ち盛りの子供には、好き嫌いせずになんでも食べてもらいたいものですが、あまりこだわり過ぎないことが良いと思います。
いいよいいよと甘やかすのではなく、
好きな食べ物にわからないように混ぜたり、食べやすい形状を探したりしてみましょう。

癇癪を起こす
気に入いらないことがあると、癇癪をおこします。
一度癇癪を起すと、手が付けられず泣き続ける子供もいます。
大きな声を出されると、ママもイライラしてしまいますよね。
そんな時は5分間トイレに閉じこもってみましょう。
一度離れて冷静になることでママの気持ちも落ち着きます。
あまのじゃく・イヤイヤ期
1歳を超えると、早い子供はイヤイヤ期に突入します。
「着替えよう。」「ご飯食べよう。」「出かけよう。」「歩こう。」
全て「イヤ!」
最初は優しく接していたママも、だんだんイライラしてきます。
イヤイヤ期は別名で”第1次反抗期”と呼ばれます。
1歳〜3歳くらいまで続く可能性がありますが、気長に付き合っていきましょう。
だんだんとかわすコツも掴めてきます。
対処法まとめ
離れる時間を作る
ママは育児だけではなく家事もしなくてはいけません。しかし育児が思うように進まないと、子供の世話で時間を取られてしまい、家事もスムーズにすることができません。
子供と一緒にいることは大切ですが、少しだけ子供距離を取ってみてはいかがでしょう。
例えば、旦那さんのお仕事が休みの時に、数時間だけでも一人になって自分だけのために時間を使うとか、
子供にイライラしてしまった時は、別の部屋に移動して頭をひやすなどです。
離れる時間はママを冷静にし、少し時間が経つと「子供に会いたい」という気持ちにもなれます。
親子にとってちょうど良い距離感を見つけていくのが良いと思います。
完璧を求めない
完璧主義者ほど、育児ノイローゼになりやすいと言われています。
子育ても家事も完璧にこなしたいのに、子供はなかなかいうことを聞いてくれなかったり、育児に手間がかかる。そのため、家事も思うように行うことができない。
子供の世話に手がかかる時期というのは、ずっと続くものではありません。とくに小さな子供の育児をしているときは、これくらいでいいかと少し適当になってみると良いでしょう。
これくらいできなくも全然OK。ごはんだって、たまにはレトルやパウチのモノを使っても良いでしょう。完璧主義の人には少し難しいかもしれませんが、子育ては「適当」が一番いいのです。
色々な人を頼る
子育ては、自分一人だけでするものではないということを覚えておきましょう。
近くに親・兄弟がいなくても、ほとんどの自治体でママをサポートする体制が整っています。子育てについて、何か不安や辛いことがあったら、どんどん話を聞いてもらいましょう。
人と話をすることで、自分の気持ちが落ち着いたり、穏やかな気持ちになることが出来ます。
ママがイライラしていたりすると、そのイライラが子供に伝染し、悪循環です。また、児童館などにも足を運び、そこで同じくらいの月齢や年齢のママとお話をしたり、そこで働いている人と、お話をするのもよいでしょう。
また、話を聞いてもらうだけでなく、子供を預かってもらう。家事のサポートをお願いする。宅配食材などに頼る。など、一人で全てを完璧にこなそうとせず、色々なものを頼ってみましょう。
特に家事については工夫次第でママの負担を大きく軽減することができます。
家事時短についてもブログに書いていますので、ぜひ参考になさってください。

子供の成長を他の子と比べない
子供の成長は十人十色です。同じ月齢の子供でも、一人一人成長は違います。
あの子はできていたのに、うちの子はできていない。と比べてしまうと、不安に感じたり、できない子供に対してイライラしてしまうこともあるかもしれません。
早くできるようになることだけが良いことではありません。あまり比較せず、自分の子供の成長をゆっくりと見守っていきましょう。
大変だけど愛おしい我が子
いかがでしたか。育児ノイローゼの原因や対処法についてご紹介しました。子育ては自分の思うようになかなかいかないものです。
妊娠中は、生まれてくる子供との幸せな日々を常に像していたことでしょう。
しかし、育児は楽しいことばかりではありません。辛いことのほうが多いかもしれません。
だからこそ、育児によって親は成長し、そして更に子供を愛おしく思えるようになるのです。
とはいえ、辛い時は辛いですよね。
そんな時は、旦那さんなどに子供を預けて、リフレッシュしてみましょう。一人で抱え込まず、息抜きしながら育児を楽しんでください。
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