最近、育児休業の取り方、制度、待機児童問題について、話題になっているテーマ。
育休2年延長制度について
0歳児で保育園に入れるかどうかって、育休取得ママの大きな悩みだと思います。
実際にワザと待機児童になり、育休2年に延長した私自身の体験談を書かせていただきますので参考にしてください。
目次
育休2年延長制度の問題点
育休2年延長制度。正確には「改正育児・介護休業法」。
待機児童が多いから、仕事に戻れない人は2年まで育休+育児休業給付金の付与を延長しますよ。
というものですよね。
育休2年延長制度の詳しい内容は「育休最長の2年を取得した後、保育園入園できる?結局待機児童?」の記事でご紹介しています。
この制度は、復帰したいのにできなかったママにとってとてもありがたいものかもしれませんが、問題点があるなと感じます。
- ちょうど復職を迷う時。延長できるなら延長しよう。という人が当然出てくる。
- 最初の半年は報酬基準額の70%が出る給付金ですが、延長の1年は50%しかでない。
- 役所側には育休延長したいのか、復職したいのか、ママの考えがわからない。
保育所「落選狙い」で混乱 育休延長の課題を聞く https://t.co/5Lsed2Hj7C
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年11月16日
最近話題のニュースはこういった制度の問題点の末に起きたものですよね。
実際にワザと待機児童になった私、どうなった?
長男は7月生まれです。
入園書類の提出時期はまだ生後4ヶ月。
- もう少しだけ一緒にいよう。
- 最低でも1歳を超えるまでは一緒にいたい。
- 1歳超えたら、そのあと復職しよう。
そう考え、激戦の保育園1つだけを書類に書き、入園書類を提出しました。
落ちることを願っての提出です。
生後半年を過ぎた頃から感じはじめた、働きたい気持ち
想定外の自分の気持ち。
生後半年を過ぎた頃から、
- 1日中子供と2人っきりの生活がつらい
- 育児休業給付金が減り、生活がちょっときつい
- 社会においてかれている気がする
- 生産性のない日々と自分にがっかり
働きたい!と感じるようになりました。
が、時すでに遅し。もう入園申し込みは終了しています。
1歳児、入園できない
ここからが大変な保活の日々の始まりです。
1歳を過ぎた時、1歳児入園の概要を聞きに区役所へ。
「1歳ですか?入れませんよ」
ズバッと言われました。
1歳児枠での入園の厳しさは、「育休最長の2年を取得した後、保育園入園できる?結局待機児童?」の記事でご紹介しています。
4月入園を目指し、まず引っ越し
住んでいた墨田区では入園できない。
葛飾区へ引っ越しました。
さらに、葛飾でも厳しいと言われたため、認可外保育園へ9月から入園。
これで+2点の加点が稼げます。
しかし代償として月額9万円の保育料が出ていきます。
墨田区の保活状況については、「<2018年最新>墨田区 子育て支援まとめ〜保活、待機児童、保育園内定基準点(利用調整指数)は?」の記事でご紹介しています。
葛飾区の保活情報は、「葛飾区 子育て支援まとめ〜保活、待機児童、保育園内定基準点は?」の記事でご紹介しています。
台東区のママさん、いらっしゃいましたら、「2018年度、台東区の保活 内定基準点(利用調整指数)は?保活前に知っておくといいこと」の記事をご覧ください。
施設も保育も不安な認可外
正直、認可外保育園に預けるのは迷いました。が、2人っきりのワンオペ育児生活も限界でした。
認可外施設の不安要素は以下の通り
- ペットのオリのようなベッド
- 小さな部屋
- 園庭はない
- 職員さんも少ない、あまり顔も合わせない
- 0歳児バス通園
「こんなことになるんだったら0歳児から人気の園に入園できるよう努力しておけばよかった。」
結果子供を不安な施設に預けることになり、安易な考えだった。情報収拾が足りなかったと反省しました。
決して認可外施設がとても粗末な施設で、保育士さんがちゃんと保育士してくれなかった。という意味ではありません。
認可外には認可外の良さがありました。
しかし、自宅から遠い場所へ0歳児をバスに乗せていかせ、日中の様子を保育士さんから直接聞くことができない状況にやはり不安を覚えました。
4月から認可保育園の少ない枠に滑り込むことができました
なんとか、認可外保育園は半年の通園で済み、4月からは認可保育園に入園しています。
2年延長制度の末、結構大変な保活に巻き込まれてしまった私の体験を、復帰か、育休延長か今迷っているママに届けたく、記事を書かせていただきました。
たくさん悩むと思いますが、ひとつの情報としてお役に立つものであれば幸いです。
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