- 最近妻がストレスを溜めているように感じる
- 子供が生まれてから妻が常にイライラしている
子どもが生まれるまではあんなに優しくて穏やかだったのに、なんだか最近ママが常にイライラしている、すぐに機嫌が悪くなる。と困っているパパも多いのではないでしょうか。
日々の子育ての疲れがママのイライラの原因になっていることも少なくありません。
今回は、そんな子育てで疲れているママたちが陥りやすい症状である、育児ノイローゼの原因や症状について紹介し、ママのためにパパができることを10パターンにまとめてお伝えしていきます。
目次
育児ノイローゼとは?
育児ノイローゼとは、
- 気分の落ち込み
- 物事に対する興味や意欲の低下
- 思考能力の低下
- 食欲の低下
など、鬱のような症状が出ることを言います。
出産後は劇的にホルモンバランスの変化が起こり、特に精神的な不調をきたしやすい時期であると言われています。
さらに頻回の授乳などで疲労が蓄積していることも、育児ノイローゼを引き起こす原因のひとつと言われています。
自己診断チェックリスト
- 育児において激しい孤独感を感じてしまう。
- 父親や母親、姑などに八つ当たりをしてしまう。
- 子どもにプチ虐待をしてしまっている自覚がある。
- 産後に比べ体重が激減している。
- 些細なことでイライラしてしまう。
- 炊事や洗濯にやる気が出なくなってしまっている。
- しっかり寝ても前日の疲れがとれない。
- 育児で睡眠時間が激減してしまっている。
- 睡眠中、夢をよく見て深い眠りにつけない。
- 人と話すことが苦痛になっている。
上記設問に5つ以上当てはまる場合、育児ノイローゼが疑われます。
育児ノイローゼは病院へ連れて行くべき?
育児ノイローゼはひどくなると自分のことすらままならない状態になり、最悪の場合、子どもへの虐待へとつながってしまうケースもあります。そうなる前に、一度心療内科や精神科でカウンセリングを受けてみるのも一つの手段です。
育児ノイローゼは決して甘えではなく、頑張りすぎて心が疲れてしまっている状態です。ママの様子がおかしいなと感じたら、パパも一緒に付き添って病院で診察を受けてみましょう。
妻が育児ノイローゼ。夫はどう対処するべきか?
朝早く家を出て、夜遅く帰ってくるあなたがみている育児は、本質が見えていないかもしれません。
- 1日中会話の通じない相手と過ごす
- 一生懸命やっても報われないことばかり
- 誰からも感謝されない
- 成果もない、お給料も出ない
- 自由に外出することもできない
- 十分な睡眠が取れない
- ゆっくり食事がとれない
ママは日中そんな生活を送っています。
友人に食事、お出かけに誘われてもなかなか行けません。飲み会に誘われても、もちろん行けません。バリバリ働きたくても、出張があったり、長時間労働の仕事は難しいでしょう。
子供のために諦め、大きく生活が変わり、妻は戸惑っているのかもしれません。
男性は仕事を続け、比較的以前と変わらない生活を送ることができます。
そこに大きな亀裂が生じることが多いようですよ。
妻の頑張りを認める
赤ちゃんはまだ言葉を話せないので、泣くことでママに自分の欲求をアピールします。とはいえ、それは頭でわかっていても、子どもに泣かれるとなんで泣いているの?とオロオロしてしまう場面も多いですよね。
このように赤ちゃんとの生活では、ママは常に気が張っています。小さな命を守るために精一杯頑張っているのです。パパはそんなママの頑張りをぜひ認めてあげましょう。
ありがとうという言葉をかける
ママが当たり前のようにしていることも、当たり前と思わずに、ありがとうと伝えてみましょう。頭ではわかっていても、言葉に出して伝えないとママには伝わりません。ありがとうと言ってもらえるだけで、自分のことを理解してもらえているんだ、とママも心が軽くなるでしょう。
自然にありがとうと伝え合える関係は、とても素敵ですよね。きちんと言葉に出して伝えることで、夫婦の絆も深まっていき、きっと素敵な夫婦になれるはずです。
産後のママに「お疲れ様、ありがとう」を伝えませんか?「【パパからママへ】出産お疲れ様|おすすめプレゼント10選」の記事でおすすめアイテムをご紹介しています。
自分のことは自分でやる
産後は育児に協力できるように頑張ろうと意気込むパパは多いものの、意外にも自分のことを頑張ろうと思っているパパは少ないのではないでしょうか。
しかし産後のママはパパに自分のことを自分でしてもらえると、とても助かるものです。
例えばごはんを食べた後に自分で食器を洗う、机を綺麗に拭く、などほんの些細なことから始めてみませんか。きっとママがやってくれるだろう、ではなく自分からやる、そんなさりげない気遣いができるように意識してみてはいかがでしょうか。
時短ロボットを購入する
子育て中は、子どものことをしているうちに気づいたら一日が終わっていたということも多いです。そんなママのために、時短テクニックを使うのも一つの手かもしれません。
今はとても便利な時代なので、沢山の便利グッヅがあります。少々お金がかかるものもありますが、それでママの負担が減るのであれば今後長い目で見ればお得なのではないでしょうか。
最新お助け家電の情報は、「【2018最新|家事時短家電10選】家事育児の分担でもめている夫婦にみて欲しいおすすめグッズ、サービスまとめ」の記事でご紹介しています。
我が家では家事代行サービスを利用しています。
今は決して裕福な家庭だけのものではありません。産前産後の短い期間だけお願いすることも可能です。「【口コミ評価】クラシニティ(パソナ)家事代行、葛飾区2児ワーママが体験レビュー」のレビューをご覧ください。
ママに一人の時間を作ってあげる
子育て中のママは子どもが小さいうちは一緒に行動することになるので、なにかと大変です。買い物に行っても自分の見たいものを見ることはほとんどできませんし、子どもがどこかに寄り道したりぐずったりなど、不測の事態に陥ることもしょっちゅうで、ゆっくり買い物なんてできません。
ママもたまには子どもと一緒ではなくひとりで外出したい時もあるかと思います。週末はパパが子どもを預かって、ママがひとりでゆっくり過ごす時間や、外出する時間を作ってあげるときっと喜ばれるでしょう。
一緒に泣ける映画を見る
子どもと慌ただしい毎日を過ごしているママは、とても疲れがたまっていて、時には泣きたい時もあるかと思います。
そんな時は、ママに泣ける映画を見ることを提案してみても良いのではないでしょうか。
たまには子どもが寝た後に、ママと一緒に泣ける映画を見てみることで、ママも溜まっていた感情を表出することができ、スッキリするでしょう。
ママの友人に話し相手をお願いする
子どもが小さいうちは日中の話し相手がいなくて、孤独な気持ちを味わっているママも多いと言われています。ママは知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまっていることも多いです。
そういった時はパパが少し気を利かせて、ママの友人に話し相手になってもらえるようにお願いしてみるのも良いでしょう。昔からの友人と会って話すことで、ママもきっと良い気分転換になるでしょう。
育児ノイローゼ(産後うつ)に効果のあるサプリメント
実は、産後うつに効果があると言われている栄養素があります。
それは、オメガ3脂肪酸。
DHA・EPAというと馴染みがあるでしょうか?
このオメガ3脂肪酸は消費者庁でも産後うつに効果が期待できると掲載している栄養素です。
植物性のものはエゴマオイル、アマニオイルから摂る事ができますが、食事から摂取できる量には限りがあり、当サイトではサプリメントも併用することをおすすめしています。
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共倒れしないために
とはいえ、パパも朝から夜まで一生懸命仕事して帰ってきているんですよね。
核家族の場合、ママのためにパパが頑張り過ぎてオーバーワークになってしまうことも多いようです。
周りのサポートなしに育児を乗り切るのは大変です。
頼れる場所を探しておくのも大切ですよ。
子供を預ける場所を探す
毎日子どもと一緒にいると、ママも息が詰まってしまいます。ママの体調が悪いときや、リフレッシュしたい時などに、たまには子どもを預けてみるのも良いのではないでしょうか。
どの地域も子どもの一時預かり保育を実施している場所が沢山あります。地域の保育園や子育て支援センター、ホテルの中にある託児所など、平日だけでなく土日も子どもを預かってもらえる場所もあるので、ぜひ利用してみてください。

ママの実家に頼る
ママが育児に疲れているなと感じたらた、ママの実家にサポートをお願いしてみるのも良いでしょう。たまに子どもを預かってもらったり、ママの体調次第では実家に帰省してゆっくり休む時間を作った方が良いときもあるかもしれません。
ご実家が遠いなど行き来が難しいようであれば、たまにご家族と電話で話すだけでもママも気持ちが軽くなるかもしれません。うまくママのご実家のサポートを利用してみましょう。
ママの気持ちに寄り添って
子育て中のママは精神的にも肉体的にも疲れています。パパはママとしっかりコミュニケーションをとるように意識し、子育て中のママがどれだけ大変なのか理解してあげられるようにしていきましょう。そうしてママの気持ちをくみ取り、寄り添えるようにしていけると良いですね。
お互いに感謝の気持ちを伝えながら協力し合い、一緒に子どもの成長を見守っていければきっと夫婦の絆も深まるはずです。夫婦で支え合って子育てをしながら、素敵な家族が築いていけると良いですね。
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