待機児童が多いとは聞いてるけど、どのくらい入りづらいんだろう?
保活って何から始めればいいの?
墨田区の保育園って評判はどうなんだろう?
保育園の何をみて選べば良いのかわからない
こんなお悩みありませんか?
今回は台東区の保育事情。台東区ママに向けた情報です。
目次
台東区の待機児童
台東区では、申込者数をHPで公開しています。
平成29年12月28日現在のこちらのデータを基に、集計してみましたのでご確認ください。
入園可能枠 | 希望者数 | 待機児童 | |
---|---|---|---|
全体 | 936 | 1632 | 696 |
区立保育園 | 258 | 848 | 590 |
私立保育園 | 570 | 761 | 191 |
地域型保育事業 | 102 | 22 | −80 |
家庭的保育事業 (保育ママ) | 6 | 1 | −5 |
小規模保育園と保育ママの所には第一希望者が集まらない傾向にあるようですね。
これはどちらも0、1、2歳児を対象とした施設であるため、3歳児に上る際、もう一度保活が必要になるから。という理由が大きいと思われます。
希望から漏れた方を再分配したとしても最終的に696名がどこにも入ることができなかった。という結果でした。
年齢別でも検証してみましょう
施設別で待機児童数を確認して見ましたが、入園し易い年齢、入園しにくい年齢がありますので、年齢別にも見ていきたいと思います。
0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 4歳 | 5歳 | |
---|---|---|---|---|---|---|
待機児童数 | 193 | 277 | 145 | 89 | −6 | −52 |
受け入れ可能人数 | 284 | 285 | 135 | 159 | 58 | 69 |
入園希望者数 | 477 | 562 | 280 | 248 | 52 | 17 |
やはり、0〜3歳が厳しく、大きくなればなるほど余裕が生まれていきますね。
4歳児5歳児に定員の余裕があるのは以下の理由です。
- 幼稚園に進学する子供もあり、利用者が分かれること。
- 保育に必要な保育士の数が圧倒的に少なく済むこと。
3歳児が待機児童になっている理由は以下です。
- 地域型保育事業所、家庭的保育事業を卒業する年になり、転園希望者が増えるため
台東区の入園決定率

出典:保育を考える親の会
保育を考える親の会が毎年算出している、総合的に考えられた入園決定率データです。
こちらではなんと、23区中21位
23区内で入園しにくい区No.3
という、残念な結果でした。
利用調整指数とは?
台東区の調整指数は下記の通り計算されます。
母:基準指数 + 父 :基準指数 + 調整指数
フルタイム勤務(休憩込み8時間以上)の勤務で基準指数各20点。
+調整指数の該当事由で加点されることが必要です。
利用調整指数 入園ラインは?
50点
50点で入園できたママがいたよ。という程度の情報と捉えていただきたいです。
人気のある園ではもっとプラス加点を取らないと入園できない園もあります。
参考数値です。入園ラインを超えているからといって、必ず入園できるわけではありません。
台東区利用調整 加点要素
台東区は、他の区と比べて加点の要素が細かく分けられています。
例えば以下のような項目です。
- 祖父母がいるが、遠方、就業、病気等により保育にあたれない理由がある(不存在含む)
- 初めての入所希望月から6ヶ月以上待機している(転園申請は除く)
- 保護者と同居している未就学児が3人以上いる(多子世帯)
- 生計中心者が失業(3ヵ月以内)したことにより、就労の必要性が高い
- 認 証・認可外保育所・保 育ママ・ベビーシッター等、認可保育所及び地域型保育事業施設(小規模保育所・家庭的保育事 業・事業所内保育事業等)以 外の施 設に委託(週3日昼間4時間以上)
平成30年度6月現時点での保育園空き状況

出典:台東区HPより
やはり4月に入園を逃すと、基本的には年度途中入園は厳しい。ということがわかります。
台東区独自の子育て支援施策
保育事業は各自治体に特色があります。制度もそれぞれの裁量で設定されています。
転勤や、マンション購入などで住む地域をお探しの方は、子育て支援制度についても調査することをオススメします。
では、台東区の特徴的な支援策を見てみましょう。
産休・育休明け入所予約事業
台東区では育休を切り上げて4月に入所するでなく、1年間の育休を満了してからの入園ができるように、一部の認可園で入所予約を受け付けています。
各園若干名ですので競争は激しいですが、
「0歳児は成長著しい時期。できるだけ近くで成長を見届けたい!」
そう考えるママにとってはとても嬉しい制度ですね。
産後ケアサービス
外来型乳房ケア
生後4ヶ月までの赤ちゃんをもつお母さんに向けたサービスです。
母乳ケアって、どうしたらいいのかわからないことばかり!
とてもありがたいサービスですね。
個人で助産師さんにお願いすると、1時間5000円〜7000円かかるところ、区が3000円〜4500円を負担してくれます。
宿泊型サービス
こちらは産後ケアのために入院することができるサービスです。
核家族化が進み、近くに頼る家族のいないパパ、ママも増えていますよね。
文化の違いで、韓国では産後ケア施設が充実しているそうですが、日本はまだまだ需要に追いついていないところがあります。
こういったサービスが今後広がっていくといいですね。
保活と同時に病児保育の準備も必要です
保育園が決まったら、すぐに仕事がはじまります。
保育園生活のスタートは発熱の嵐
私の場合、4月、5月、6月と月の半分も出社することができませんでした。(長男:1歳。次男:生後半年で保育園スタート。)
- 取引先との約束があり、どうしても抜けられない日がある
- さすがに2日に1回休みが続くと迷惑そうな顔をされる
- 持っている仕事量は減らないので休むと後が大変
事前に病児保育もしっかり用意しておけばよかった。私自身そう感じていますので、皆さんにも病児にお願いできるサービスを様々ご紹介しています。
合わせてこちらの記事も確認してみてください。


妊娠中から少しずつ情報収集を
いかがでしたでしょうか?
都内の保活は本当に厳しい状況です。
私自身、一生懸命検索して、冊子を読み込んで、加点をGETするために認可外保育所に通わせ、苦労しました。
仕事と育児の両立に不安を抱くママも多いかもしれませんが、退園するのはいつでもできます!
入園したいと思った時には遅かった。というのが一番辛いと思います。
少しずつ、情報収拾から、進めていきましょう。
また更新情報ありましたらお伝えします。では。
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