保育士である私から、ママたちにトイトレについてのアドバイス!!
- トイレに座ってすらもらえない
- 「トイレ行こう」と声をかけると「イヤ!」という返事しか返ってこない
- 失敗を怒ってはいけないのについつい怒ってしまう
- トイレには座れるけど「トイレ行く」「おしっこ出ちゃう」が言えない
こんな悩み、ありませんか?
目次
みんなトイトレに悩んでる!
先日配信した

で行ったアンケートの中で、子育てで悩んでいる事を一緒に答えていただいたのです。
そしたら、断トツでお悩みだったのがトイトレでした
ママを悩ませるこの課題について、
保育士の私から、スムーズに笑顔でトイレデビューするコツをお伝えさせていただきます。

トイトレスタート|チェック項目リスト
トイレトレーニングには身体機能が揃うことが大切です。
周りの情報に焦ってしまい、子供の体の成長を待たずにトレーニングを初めてしまうことがありますが、ママにとってもお子さんにとっても負担となりますので目安となる成長を確認してからスタートするようにしましょう。
排尿間隔が1時間以上空いていること
だいたい3歳前後で膀胱機能が完成します。
もし、自分で「トイレ行きたい」と言えるようになったとしても、30分毎にトイレに連れて行くのはママにとっても負担になります。「トイトレはじめてみようかな」と思ったら、タイマーを使って排尿間隔を測ってみましょう。
会話が成立すること
「トイレでしないと濡れちゃうから気持ち悪いね」
「トイレに行っておしっこしてね」
「ムズムズしたらおしっこ出るよって教えてね」
トイトレが進むと排泄を自分で教えてもらう段階に入ります。ある程度会話が成立するようになってからトイトレをはじめましょう。
「お兄ちゃんなんだよ」「お姉ちゃんなんだよ」という言葉が子供から出る
この言葉は兄弟ができたとかの意味ではありません。
自分がお兄ちゃんお姉ちゃんに成長した嬉しさを表現している言葉です。
この気持ちが出てくると、「お兄ちゃんパンツ、お姉ちゃんパンツをはく喜び。」「大人と同じようにトイレでする喜び」を感じるためトイトレもスムーズに進みやすいです。
楽しく取り組める工夫を
ちょうどトイトレの開始が、第一次反抗期、イヤイヤ期と呼ばれる時期にあたってしまうご家庭も多いかと思います。
「トイレ行こうよー」「イヤ!」
という会話・・・苦笑
そんな時はトイレを楽しい空間、自ら行きたくなる空間に作ってあげましょう。
便器に愛着を持てるように工夫する
便器に名前をつけて呼んでみたり、便器に好きなシール、絵を貼ってみたり、子供が愛着を持てるように工夫してみましょう。
保育園では車、新幹線、クレーン車などの絵を貼ったりしています。
ご褒美を用意する
目標を達成できたら1枚シールを貼る。などご褒美を用意すると子供のやる気がグンと上がります。
小さい子には怒るより褒める方が効果的です。
アイテムも上手に活用してトイトレに取り組みましょう。
排泄する合図を調査する
トイトレをスタートする前1〜2週間、子供の様子をよく観察するようにし、どんな時に排尿、排便しているのか確認してみましょう。
主に以下のような場面で排泄しやすいです
- 寝起き
- 食事後
- 部屋の隅
- 遊びの切り替え時
なんとなく排泄タイミングが掴めると、失敗が減り気持ちよくトイトレに向かうことができますよ。
パンツに変えてみよう
「トイレ」と言えるようになる前からパンツに変えてしまうのはドキドキしてしまうかもしれませんが、思いきってパンツに変えると脱ぎ着もしやすくなり成功率も上がります。
濡れる感覚もわかりやすいため、本人も「しまった、やってしまった。気持ち悪い」という気持ちに。
1時間排尿間隔があいていて、ママがちゃんと誘ってあげればほとんど失敗することなく生活ができますよ。
トイトレは春夏がオススメ
- 失敗して濡れてもお洗濯がすぐ乾く
- 汗をかいてお着替えの回数が増えるのでトイレに誘いやすい
- 汗で水分が外に出るのでトイレの感覚が開きやすい
- 薄着なので脱ぎ着をさせやすい
などの理由で、トイトレスタートは春夏がオススメと言われています。
気温が上がってきたら、おうちで裸でトイレトレーニングという方法もアリ。
脱ぐ時間がないので成功しやすいですよ。
しまじろうのトイトレ応援グッズ
トイレに行きたくなる!
トイレに座りたくなる!
満足度88.7パーセント!
大好きなしまじろうと一緒にトイレ に行ってみよう!
- トイレって何?を学ぶグッズ
- トイレを楽しく装飾するグッズ
- トイレに座っていられるグッズ
- トイレでできた嬉しさを共感するグッズ
個別で揃える必要なし。
全てしまじろうのこどもちゃれんじには含まれています。
私はオススメできない・・・トイトレグッズ
最後に、買ってみたものの、あまり効果がなかったトイトレグッズをご紹介しておきます。
全てのお子さんに効果がないか?はわかりませんが、我が家ではあんまりでした。
こちらはおしっこをかけるとトーマスの絵が出てくる!という楽しいアイテム!
ですが、子供が便器に手を突っ込んで触ろうとするし、便器にくっつけておこうと思ってもすぐに動いてしまうし、そもそもおしっこをちゃんとトーマスの絵にかけるなんて、結構難しい。
あまり使えませんでした。
おしっこを漏らされたらやだなーと思って買ったトレーニングパンツですが、普通のパンツでよかったです。
トレーニングパンツ洗うなら、床のおしっこを拭いた雑巾を洗うのも同じでした。
そして、とても乾きづらい。
そして結局漏れる。
あまり意味がなかったです。
お尻が濡れれば気持ち悪くて教えてくれるようになるかなー。
と思って購入したトレパンまん!
ダメでした。
全く気にならないらしいです。残念。
そしてわざと吸収しないように作られてるのでおむつ交換の時に床にポタポタおしっこが・・・
我が家では活躍してくれませんでした。
すぐに、1週間で、これをすれば、という魔法はない
いかがでしたでしょうか?
少しずつ、少しずつですが、子供達は学習し、成長していきます。時には後退しているように見えることもあるかもしれません。
おおらかな目で、トイレトレーニングにも向き合っていただけたらと思います。
みなさんのお役に立つ情報をお伝えできていれば幸いです。では。
コメントを残す