先日保育園が主催する子育て講座へ参加をしてきました。
ちょうど下の子が産まれ、2人育児に突入した時で、私自身悩むところがたくさんありましたので、子育てについて相談するとても良い機会になりました。
今回の講座で学んだことが、他のママにとっても有益な情報になるのではないか?と感じましたので、少しこのブログでも紹介させていただきたいと思います。
目次
◯◯しなさい!はやく!ダメ!がんばれ!
言いますよね。
私も言います。
これを言い換えてみましょう。というワークショップをやりました。
まだ宿題やってないの?はやくやりなさい!
→ママは宿題終わらせた方がいいと思うよ。いつはじめる予定なの?
保育園間に合わないから!はやく着替えて!
→ママはこのままだと間に合わないと思うよ。10時に着くにはどうしたらいいかな?
仲良く遊ばないとダメだからね!
→ママ、仲良く遊んでくれると嬉しいな。
お家まで抱っこしないよ。がんばれ!
→がんばってるね。ママ、歩いてくれて助かるな。
YouではなくIを主語にして話す
本人の気持ちをママの勝手な気持ちに置き換えて、押し付けるのは、あまり子供にとって気持ちのいいものではない。という考え方です。
つい、声に出してしまいそうになった時、ぐっとこらえて、一度考え直して話すようにしてみました。
私の場合、イライラした気持ちも一緒に抑えられ、実践してみて、穏やかな時間が増えたな。と感じています。
甘えと甘やかしの違い
3際までに甘やかしはない。
だんだんと大人の言っていることが理解できるようになり、言葉も少しずつ出てくると、つい、わかってるでしょ!できるでしょ!なんでそんなことするの!という気持ちになりがちですよね。
でも、3歳までの行動は、ママを困らせようと思ってわざとやっている行動ではない。
と理解して良いそうです。
なんでママが困ることをするのか考えてみよう
「ダメなことだとわかっていて、怒られることだとわかっていて、ワザとやっている行動だと思う?」
そう言われて、確かに2歳半の息子には当てはまらないなと感じました。
ではなぜ子供達はママの嫌がることを繰り返すのか?
こぼしちゃダメって言ってるのに水をこぼす
→ママの見ていない時にこぼす。水をこぼすとママがきてくれる。ママにかまってほしい。のでは?
靴を自分で脱げるはずなのに「ママやって」と言われる
→これは甘え。ちゃんと自分で「甘えたい。」と伝えているのだから甘えさせてあげればOK。
ママを困らせるのはかまってほしいサイン?
9歳までは思いっきり甘えさせてあげて。ママが付き離さなくても、時期が来れば自分からちゃんと離れて行くから大丈夫。とのこと。
いろいろママの困ったエピソードを聞きましたが、「なんでそんなことするんだろう?」を考えてみると、ママに見てほしい。ママにかまってほしい。ママにこっちにきてほしい。
そんな気持ちに気づくことができました。
愛情を行動で示すのはいくらでもOK モノを買い与えるのはダメ
小さい子供にも、共通してしないほうがいいこと。
モノをたくさん買い与えること。
買うつもりのないものについて、ほしいと言われた時は、「買わないよ。いらないよ。」を貫き通しましょう。
大きな声で怒る必要はありません。
引き算より足し算 いいエピソードは本人の前で4回褒める
親の理想像を頭に浮かべると、これもできない、あれもできない。うちの子はダメだ。となりがちです。
でも、できないことを数えるよりも、できることを数えた方がプラスに働くと思いませんか?
嬉しいことがあった時、最低4回は褒めてあげましょう
その場で褒める、人前で褒める、1日の終わりに褒める、同じ場面で褒める。
特に人前では何度でも褒めてあげるといいそうです。
「パパ、◯◯ちゃんがね、今日ママにお花をプレゼントしてくれたんだよ。優しいんだよね」という風にです。
人前で怒ってはいけない
とってもプライドが傷つきます。
ママだって、会社で大勢の前で大きな声で怒られたらいやですよね?
その場を離れ、どうしてそうなってしまったのか?何がいけなかったのか?怒鳴らないで話しましょう。
ありがとう助かったよ。と言える機会をつくる
2歳を超えると自分で!という気持ちも出てきます。
簡単なお手伝いを頼むいい機会です。
誰かの助けになった。ありがとうと言ってもらえた。という経験から、自分が必要とされていると感じることができます。
「ゴミを捨ててきてくれる?」
「ティッシュをとってくれる?」
という簡単なモノでOKなので、「ありがとう助かったよ」と言える機会をママ自ら作ってみましょう。
与えるというのは、たくさん持っている人から持っていない人へ移行されること
毎日毎日、子供の世話、家事、仕事。やりたいことも満足に片付けられず、自分の楽しみにも時間を使うことができず、イライラしてしまうこともありますよね?
子供に対して、今日書いたように常に接することができるか?といったら、理想通りいかないことも多いと思います。
でも、無理に甘やかしと思って厳しくしなくてもいいんだな。イライラしないためには一呼吸が必要なんだな。
そんな小さな気づきがこの記事で見つかって、明日からのママの生活に少しだけでも良い影響があったらいいな。そんな風に感じています。
与える。というのは、持っている人にしかできないこと。だそうです。
たしかに。
たくさんの経験と、たくさんの知識、たくさんの愛情、大人がもっている、親からもらった宝物を、今度は子供達に。
私もまた明日から、子育てがんばります。
また子育て講座、機会があったら受けに行きたいです。では、おやすみなさい〜
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