仕事をしているママにとって一番つらいのが、子供の体調不良です。私も子供が熱を出したり、吐いてしまったりして仕事を休まないといけなくなる日があります。
そしてこの記事を執筆している今、まさに今、うちの子は熱で保育園を休み、私は仕事を休んで自宅にいます。 保育園に入園する前に登録しておくことをオススメします。
子供は、「なんで今日に限って・・・」というタイミングで発熱することが本当に多いです。どうしても仕事を休むことができない場合を考えて病児・病後児保育への登録はしておいたほうがいいと思います。
目次
病児保育とは
病気やけがの最中で保育所等での集団生活が困難な子供を一時的に預かってくれる市町村が行っている事業と、民間のベビーシッターサービスが行っている事業があります。どちらも事前に登録が必要です。
公営事業
市町村が実施している病児保育は、住んでいる市町村の担当窓口や実施施設に利用登録書を提出しないといけません。(緊急の場合は利用登録と利用申し込みを同時に行うことも可能みたいです。)
また実際利用する際は受診して医師から病児保育ルームの利用を許可して(「医師連絡票」という書類に書いて)もらう必要があります。
利用料金が1日いくら(私の市町村は2000円)と決められています。また給食費か昼食も必要です。保育中に受診した場合は別途自己負担額が実費で必要になります。この料金の部分に関しては、生活保護世帯は減免制度があるようです。
定員が10人以下で、施設も限られているので、その施設が自宅から近くないと預けにくい気がします。事前にどこにあるのか確認して登録するかどうか判断してみられたほうがいいですね。
私は自転車で子供を保育園へ送迎していますが、体調不良の時は本人も嫌がるので、長距離の移動は厳しいと思っています。
民間事業
一方で、民間のベビーシッターサービスが行っている病児保育事業も事前登録は必要ですが、自宅で保育をしてもらえます。
当日の朝まで予約OKで、対応していただけるところもあります。子供の昼食等の用意はしておかないといけませんが、子供が体調不良のときに遠方まで預けに行くことを考えると、こちらを利用するほうが現実的ですよね。
私もこの記事を書くにあたって調べていて、後述するベビーシッターサービスには登録しておこうと思いました。民間のベビーシッターサービスを利用した際、利用料金の助成制度がある市町村もあるので、お住まいの市町村の窓口に確認してみてください。

病後児保育とは
病児保育と同じく、病気やケガの回復期で保育所等での集団生活が困難な子供を一時的に預かってくれる市町村の事業と、民間のベビーシッターサービスが行っている事業があります。病児保育と同じく事前に登録が必要です。
病児保育病後児保育でも預かってもらえない場合がある
病児保育、病後児保育で預かってもらえる疾患はこんな感じです。
・風邪や下痢などの日常的にかかる病気
・水疱瘡、風疹などの感染症
・喘息などの慢性疾患
・骨折ややけどなどの外傷性疾患
あくまで入院を必要としない疾患に限り、預かってもらえます。
ただし、病気が急変するような可能性がある場合や、感染性の強い場合は預かってもらえないケースもあります。(民間のベビーシッターサービスではインフルエンザなどの感染症の場合でも利用可能となっているところもあります。)

どんな風に1日を過ごすのか? 市町村の事業の場合
まず前日までに利用する施設に連絡をとり、定員などの確認をして利用可能であれば予約をします。
利用日までにかかりつけ医を受診して、「医師連絡票」に記入してもらいます。(記入にかかる費用は保護者負担)
利用日当日に施設に医師連絡票と必要な持ち物を持参して、利用手続きをします。
利用中は子供の体調を見ながら保育をしていただきます。体調の急変等があり、受診が必要な場合は保護者に連絡が入り、受診してもらえます。受診にかかる交通費や医療費は保護者負担です。
特にそういった連絡が入らなければ、終業後にお迎えに行き、一日が終了です。
こどもって熱を出しても意外と元気
この記事をご覧になっている方の中には「お子さん熱を出して可哀想に、寝込んでいるんでしょ?看病大変じゃないですか?」とご心配してくださっている方がいるのではないでしょうか。
そんな39度の熱があるわが子は今、「あれ?ママ今日は家にいるの?ラッキー♪一緒にあそぼー」と言わんばかり。私のところにおもちゃを持ってきて遊びに誘ってきています。私はできれば近寄りたくないのですが。
38度台の熱でもぐったりして機嫌が悪いこともありますが、今見たいに39度の熱があっても走り回ってぴんぴんしていることも結構あるので、子供ってすごいです。でも発熱している時の水分摂取はこまめにさせてあげてくださいね。
ママにうつらないための対処法
基本は家でも可能な限りマスクをして、こまめに手洗い、うがいをすること。あとは子供の食べ残しは食べないようにし、コップなども共用しないほうがベター。
私は子供の食べ残しを結構食べちゃうタイプだったので、病院の先生に「ダメ!うつるよ!」と言われてびっくりしました。
吐いちゃった
ノロやロタなど感染性胃腸炎の場合、吐しゃ物の処理をする際は使い捨ての手袋を使って、新聞紙や捨ててもいい雑巾などで静かにすくい取ってビニール袋に入れて塩素系漂白剤で除菌。
汚れた衣類などは捨てれるものは可能な限り処分、捨てれないものは除菌してから洗濯してください。咳の延長でえづいて吐いてしまった場合はここまで除菌はしなくてもいいと思います。
せき
可能な限りマスクで予防。マスクができる年齢ならこどもにもマスクを着用させる。
鼻水(鼻吸い機でうつる?)
電動鼻吸い機でなければ、感染する可能性があります。吸引後は手洗い、うがいをしっかりして、機器の洗浄も念入りにしておきましょう。またこまめに鼻水をティッシュで拭いてあげてください。
おむつ
胃腸炎で下痢をしている時のオムツ替えは使い捨て手袋をはめて処理したほうがいいでしょう。しかも下痢はオムツが漏れることが多いです。うちはにおい対策も兼ねてオムツは新聞紙でくるんでビニール袋に1個ずつ入れて縛って捨てています。
(おしっこはしっかり吸収してくれるのに、下痢の水分はいまいち吸収されません。同じ水分でも組成が違うから、オムツがゲル化しないのかとママ友同士で話していました。)
ママがダウンしたときは?
私も子供の溶連菌や風邪がうつって、この1年間で3回ほどダウンしました。しかも私がダウンしている頃には息子の体調は回復して元気になっているので、つらいところです。
平日に私が体調不良で仕事を休む場合は、利用中の保育園に相談をして子供が登園できる体調であれば登園させています。その際の送迎や連絡先は夫にしています。
夫に頼れない場合は登録しているファミリーサポートの提供会員さんに連絡を取って、保育園までの送迎をお願いしています。
キッズラインというベビーシッターサービス
病児保育とネットで検索してみると、市町村の事業以外にキッズラインというベビーシッターサービスがヒットしました。
1時間1000円~で入会金や月額料金が発生しないので、他のベビーシッターサービスに比べると割安です
シッターによって病児保育の可否や範囲が異なるようなので、シッターに求める内容によっては1時間の利用料金はアップするようですが、「自分が仕事中でもメッセージで子供の様子を写真付きで教えていただいた」という体験談も載っていたりして、市町村が実施している病児保育事業よりも安心感があるのかなと感じました。
自宅での保育なので、体調不良の子供を遠方の保育園まで連れて行かなくても済みますし、これは一度登録して自分も実際に利用してみたいと考えています。
料金についても市町村の訪問型ベビーシッターサービスを利用した際の助成制度があれば、さらに割安で利用できるかもしれません。

最後に
子育てしながら仕事をするって本当に大変。特に体調を崩したときは、家族全員非常事態です。そんなときは無理をせず、病児・病後児保育、ベビーシッターサービス、ファミリーサポート等頼れるものがあれば少しでも頼ることを考えましょう。面倒臭がらず、怖がらず利用してみると、結構楽になりますよ。
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